2025/02/28 05:21
Omi jewelryではメインの素材であるシルバー(銀)。
一般的に使用される銀の比率は「シルバー925」といわれる、「銀:その他の金属」の比率が「92.5%:7.5%」のもの。
しかし人によってはかぶれたり、かゆくなったりするなど、アレルギー反応が見られることもあります。
今回は、シルバーでアレルギーは起きるのかという内容と、シルバーアクセサリーの種類、シルバー以外のアレルギーを起こす金属の種類についてご説明します。
シルバーはアレルギーを起こすの?
結論から申しますと、シルバー(銀)は金属アレルギーを起こしにくい金属。
しかし人によってはアレルギー反応が出る可能性はあります。
【シルバーと金属アレルギーの関係】
・シルバーは汗などに溶け出しにくく、皮膚表面から吸収されにくい金属のため、アレルギーの心配は少ない。
・シルバー925などのシルバー製品には、製造上の理由でニッケルやコバルト、アルミニウムなどの金属が7.5%含まれていることがあり、これがアレルギーの原因となる。
・シルバー製品でアレルギー反応が出る場合は、銀そのものではなく、含まれる他の金属に反応している可能性が高い。
・ニッケルは微量でもアレルギー反応を起こしやすい金属で、特に注意が必要。
【金属アレルギーの対策】
・シルバー製品でアレルギー反応が出た場合は、ロジウムメッキ(白金族メッキ)の製品を検討する。
・どの金属がアレルギーなのか分からない場合は、専門の医療機関でアレルギーテストを受ける。
・それでも不安な場合は素材を変更する(金、プラチナなど)

おわりに
今回は主にシルバー925のアレルギーについてご説明しました。
シルバー自体にはアレルギーを起こす性質はほとんど認められておらず、原因はシルバーの割金に使用されるその他の金属が要因である場合が多いです。
例えばパラジウム、ニッケル、コバルト、クロムなどが該当します。
もしもアレルギーが気になるようでしたら医師のもとでパッチテストを受けてみると良いでしょう。
そして、つけっぱなしなど、永遠に身につける予定の方は金種の変更もご検討されてみてください。